アクティブ・ラーニングは高得点を取るためのツールではないという発想

これからは、学校で基礎科目を学び、テストを行い、
暗記や点数取りを行うことがスタンダードではなくなり、
そのプロセスを如何に議論していき、
社会の身近な課題に向き合うために
一人一人が持っている個性や人間力を高めていけるかが
教育機関に求められる時代になってきたと思う。

以前おいらの講演会の質疑応答で
九九ができない学生がいて困っているという先生がいましたが、
九九ができなくて困っているのは本人ではなく、
それを教えなければいけない先生の立場であり、
算数や国語をツール(道具)と捉えて、如何にしてそれらを駆使して、
社会の問題を解決させていくかの発想を生徒に身につけさせていくが
現場で最も必要ではないだろうかと感じております。

アクティブ・ラーニングも決してテストで高得点を取るための手法ではなく、
他者やチームと関わりながら、自分の中に潜んでいる考える力や発想を
高めていく総合的な学びの手法、
人生を生き抜いていくための知恵の育て方だと考えであることを
伝えていきたいと思っております。

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