久喜市鷲宮小学校講演会と子供たちのアンケート
う 昨年最後の講演会は、埼玉県久喜市の鷲宮小学校での講演会でした。 「夢と豊かな心を育む講演会」という県の事業の一環でご依頼を受けました。 自身が長らく住んでいた埼玉県、そして「 ノー・ヴォイス 」のロケ地ともなった ゆかりある県で、このようなご依頼をいただきましたことは、 何より嬉しいことでした。 講演のタイトルは、 「映画をつくる中で感じた、いのちの大切さと私たちのしあわせ」 と致しました。 かれこれ、講演会でお会いした方も、2万人を越えております。 その中で、小学一年生から六年生に向けてというのは、 初めての体験でしたので、下の子たちから上の子たちまで 小生の話が理解できるかなとドキドキしながら、講演をさせていただきました。 講演の数もかなり経験してきましたので、アクティブな空間を生み出すことを心がけ、 対話的、そして自発的に考えられるような構成を心がけましたが、 小学生は素が大変活発なので、こちらの意図とすることをしっかりと受け入れ、 反応を返してくれたことが、とても嬉しく感じました。 中学、高校になっていくと大学受験を徐々に意識していくため、 正しい答えを求め、周りの反応を意識し過ぎてしまいますが、 小学生の頃から、このように「自分らしくていいんだよ」という自信を身につけてもらうことが、 この子たちが今後、成長する上で、相手を認め、自分を誇りに思う、 そういう自己肯定感に結ぶついてくると感じております。 1時間いただいた講演時間でしたが、話は40分にとどめ、 20分は質疑応答でしたが、1年生から6年生まで、大変活発な挙手があり、 子供たちの能力は素晴らしいなと思いました。 子供たちに何かを教え込むのではなく、この子たちの能力を膨らませていけるよう、 教育現場というのは、良い部分を評価し、直していく部分や寄り添うように 語りかけることが大切ではないかと思っております。 そして、数日前にこの講演会の子供たちの感想が届きました。 ページびっしりに書かれた手書きの気持ちを拝見し、 改めて、子供たちから教わる大切なことがたくさんあるなと思ったのです。 その気持ちの一部をご紹介いたしますね。 ○ぼくはこにいさんのどうぶつのはなしをきいたらどう