学校というコミュニティの在り方〜茨城県立並木中等教育学校「 ALセミナー2017」〜
アクティブ・ラーニングをキーワードにいろいろな方々より、 お仕事のご依頼をいただき、全国を回らせていただいております。 思うことに、その学校の学生さんたちの雰囲気は、 学校のトップである校長先生によって決めると感じております。 従来型=CLOSEDな環境というのは、 学校がこういう目的であるという中に、関わる人も従属的になり、 意見を活発に持てる子供たちの気持ちが塞がれる環境だと思います。 それが、いじめや自殺、盲目的な受験勉強に繋がっていると思っております。 多様性が求められ、シンギュラリティの到来が目前とされている現代において、 教育というのは、従来のように押し付けるトップダウン型ではなく、 そこにいる人が如何にして、思想を生み出し、その点を線にして、 学校という面にして、はたまた社会という立体を構築していく存在に学校がなれるかが 大切ではないかと思っております。 校長先生の存在も、如何に押し付ける、思想を植え付けるではなく、 学生が主体となり、自発的、能動的に、その空間を作り上げていけるかを 見守る、補佐する存在であれるかが、大切なのではないかと感じております。 そんな尊敬できる校長先生が全国各地に沢山おりますが、 その中のお一人である茨城県立並木中等教育学校の中島校長先生からのご依頼で 「ALセミナー2017」の講師として、登壇させていただくこととなりました。 中等教育学校とは全国に数十ある公立での中学・高校の6年一貫教育を指します。 アクティブ・ラーニングをキーワードに仲良くさせていただいております 中島校長先生は、歴史をご専門にされながら、型にはまらない考え方や取り組みを 積極的にされております。 この写真からも感じられると思いますが、学生さんたちがとても生き生きとされているのです。 小生が行うワークも、答えを一つに決めないワークです。 その中で、論理力や創造性、チーム力と行った、知識、感情、精神の三位一体を 大切にしながら、社会において求められている編集力を 如何に引き出していけるかを念頭にワークをご提供させていただいております。 毎回毎回の講演会やワークショップは、いつも新作で臨みます。 頭というのは体を動かすことで、学びが深まるという考