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母校の学長と初めての会食in高円寺

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昨日は母校デジタルハリウッド大学大学院学長の杉山先生ご夫妻と 高円寺のおいらの行き着けで会食でした! 2006年に入学してから、早いもので10年。 こうして学長とお夕飯を食べるのは初めてでしたので、 とても貴重な時間でした。 御茶ノ水で予備校講師をしていた帰り道にふと見つけたのが、 デジタルハリウッド。 その頃、中島哲也監督が大好きだったこともあり、 VFXを勉強したいなとフラフラと受付に行ったら、 そこでご縁があり、共通の友人がいる女性スタッフさんが 丁寧にデジハリの解説をしてくれたので、 ここに入学しようと即決したのでした。 それからもいろいろなご縁がありデジハリ大学院に進学。 当日のおいらのことを学長はよく覚えていて、 10年前と現在のおいらの変化を笑い話のようにお伝え頂きました。 日常茶飯事のように出会う学長ですが、 頻繁に会うが故に聞けないお話だらけでした。 杉山学長の出生や育った場所、高円寺に20年住んでいて感じたこと など、なかなか伺えなかったお話もして下さいました。 本校の名前の由来が、雑誌の記事に書かれていた 「DIGITAL HOLLYWOOD」という造語から名付けていることを 教えて下さいました。 これからの時代、独立系で個人の職人がプロジェクトごとに集まり、 仕事を成し遂げていく時代が来るという想いもあって この名前にされたそうです。 候補にあった「コンテンツ東京」とか「デジタル東京」とか そんな名前にならなくて良かった! と思わず納得。 また、日本の教育とアメリカの教育の違い、 ビジネスをする上での姿勢の違いなどが話題にあがり、 双方の意見にお互いとても共感を致しました。 デジハリの教育理念が、目先の技術の習得だけでなく、 卒業後も在学時の体験が生かされて、 チームで仕事を成し遂げる知恵を養ってほしいという発想に こんなに素晴らしい日本では珍しいなと感じました。 入学当時に学長から言われた言葉を今でも鮮明に覚えております。 「自分の強みを伸ばすだけでなく、 自分の弱い部分を任せられる仲間を作ってください」 今、それを実現できているのは、 学長が生み出してくれたデジハリの存在のお陰です。 62歳のお誕生日おめでとうございます! 益

「アクティブ・ラーニング・フォーラム2015」動画が公開されました

こんにちは。 1月ももう既に下半期。 小生の方は、各業界の方々とお会いし、打ち合わせをし、懇親をさせて頂く。 そんな出愛の毎日です。 さて、昨年芝浦工大で登壇させて頂きました 「アクティブ・ラーニング・フォーラム」の 小生の講演会とワークショップの動画が 「Find! アクティブラーニング」で公開されました! http://find-activelearning.com/set/79 ? ログインが必要ですが、小生のワークショップのネット公開は 初めてですので、ぜひご覧くださいませ。 以下、アクティブ ラーニング協会様がご作成頂いた内容をそのまま転載します。 == 横須賀高校・田園調布雙葉高校・日本航空高等学校など数々の学校で ワークショップを実施。 法務省主催シンポジウムでも講演した古新(こにい)氏の アクティブ・ラーニング型授業をインターネットで初公開! 「積極的にディスカッションをしてくれるかな・・・」   「集中してくれるかな・・・」 これまでの情報伝達型の授業から、アクティブ・ラーニング型の授業に変えるのって、 きっかけやタイミングが難しいですよね。 様々な不安があって踏み出せないということもあると思います。 そんなときに参考になるのが、古新さんのアクティブ・ラーニング型授業。 なんと、映画を活用して、児童・生徒たちの能動的な学習スタイルを 引き出す方法です。 古新さんは、小学校から高校卒業までの12年間、「なんかみんなと違う」と 毎学年いじめられ、大学時代は引きこもりに・・・。 映画との出会いで 180度変わったというご自身の経験から、この授業を生み出しました。 また、特に必見は、古新さんの【ディスカッションの運営方法】。 「生徒たちに話をさせると、いつもまでもしゃべり続けて、授業が進まなくなる」 「話を終わらせようとすると、ついついこちらの声が大きくなり、  叱るような口調になってしまう」 とお悩みの方も多いと思います。 古新さんの授業で、先生と生徒で初めに決めるただひとつの約束。 数百人規模でのワークショップでも、ディスカッションしていた生徒たちが 一瞬で静まるというこの方法は、びっくりするぐらい簡単でシンプルな方法です。 「これ、絶

言葉の使い方を変えることで...

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うちの若いスタッフと接していると、 自分が下積み時代に学んだことを毎日のように振り返ります。 そのうちの一つが言葉の表現です。 「いちおう〜」「まだ〜」「でも〜」という表現はタブーにしてあります。 「まだ完成してない」ではなく、「現在鋭意着手中」 「できないかも」ではなく、「精一杯チャレンジする」 「ちょっと確認」ではなく、「しっかり確認」 言葉は心と繋がっていて、ポジティブな言葉は 自分の壁を乗り越えるキッカケになります。 これは「リフレーミング」という理論にも繋がります。 コップの半分の水を「これしかない」と取るか、「まだこんなにもある」と捉えるか。 物事の捉え方を変えるだけで、心の持ちようやモチベーション、テンションを 変えることができるというものです。 変わることを恐れるな、というのがポリシーです!

おまけを付けるという発想

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先日母校巣鴨学園の新年会に行ってきました。 同学年は小生一人だけでしたが、 昔から年齢の離れた人と交流するのが大好きでして、 数年前から懇意にさせていただいている昭和43年卒の先輩に加えて、 昭和39年卒の先輩集団他、いろいろな年代の方々とも仲良くなりました。 もう一つ、違う世代を越えた会が「ぞろ目の会」です。 こちらは、小生の母校早稲田大学の卒業生の集まり・稲門会のサークルなのですが、 定年を終えた60歳以上の方々ばかりです。 昔の話を伺うのが小さいころから大好きだったので、 この会はほぼ毎月のように顔を出してます。 あ、ぞろ目の会というのは、日付がぞろ目の日に開催される会でして、 3月3日とか10月10日とか、毎月必ずあるわけです。 小さいころから、本当に周りと視点や考えが違ってたのですよね。 さて、本日のお話は、小生 が仕事をする上で大切にしていることは 「おまけ」を付けるという発想です。 「おまけ」というと「グリコのおもちゃ」をイメージしますが、 まさにその発想です。 小さいころ、あのおもちゃが欲しいからお菓子を買った、 なんて体験はありませんか? 頬張るキャラメルも味が2倍にも3倍にも感じられるんです。 情報伝達、コミュニケーション、アフターケア、 仕事の全てにおいて、その人におまけが付くことで、 相手は得したな、他と違うじゃない、といった印象が残ります。 それが即ち、他社競合との 区別化・オリジナリティ性になるのだと思います。 C2Cに於いてもその考えは使えて、 挨拶、感謝、労い、贈りもの、 ちょっとしたことでも、 相手にとっては大きな気持ちの授かりものになります。 この発想は、 久々に訪れた母校 の巣鴨学園の前校長の 堀内政三校長がよく話していたことで、 「授業料に100円プラスして返すような教育を実践している。 それこそがサービスの真髄である。」 なんてことを朝礼でよく話されていたのが、懐かしくなります。 みなさんの日頃のおまけはどんなものがありますか^-^

出愛方程式「HC=M*A」

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昨晩外で年賀状を書いていると、ふと「コニーちゃん?」と呼ばれる声がして 誰かと思いきや、行きつけの定食屋の常連さんでした。 思わず、立ち話。 思いがけない知り合いとのひょんな遭遇からお互いの近況報告、 毎日のように起こります。 そこで話題に上がることは、双方でモヤモヤしていた内容だったりして、 お互いにここで会えてよかったねとなるわけです。 ここまで面白い出会いが続くと、そこにはきっと何か法則のようなものがあるのではと ふと考えた訳です。 出会いには二種類あると考えてます。 「出愛」と「出哀」 前者の方は、「この人と会いたかった!」「この人探してたんだよ!」という 感動の出会い。 後者の方は、「なんでこんな人と会っちゃったのんだろう」「会わなければよかった」 という残念な出会い。 自分なら勿論前者の出会いを求めます。 小生も、様々な人と出会い、後者のような出会いも山ほど体験して参りました。 ただ年を取るにつれて、後者の確率が段々減っていくことに気づきます。 何が変わったんだろうと考えるときに、 二つのキーワードがありました。 それは「ミッション」と「感謝」です。 ミッションは、今自分が何をやりたいか、どんな自分でありたいかを 心の中に具体的に描き、そこに前向きに努力していく姿勢のことです。 漠然と「お金持ちになりたい」「有名になりたい」ではダメです。 自分の等身大を見つめながら、そこにひたむきに向き合い、 必ずそれを達成させるんだという強い意志のことを指します。 もう一つの感謝。 こちらも単に「ありがとう」を連呼するだけではダメです。 「どのように有難いのか」「有難いと感じるのはなぜか」を ちゃんと考えながら、感謝をすることが大切で、 そうすることで、自分が今までないがしろにしていたり、 軽視していたことですら、実はとても尊いことに気づかされるのです。 この二つの事象を掛け合わせることで、 「出会い」が「出哀」ではなく「出愛」になると思いついたわけです。 「出愛」は様々なご縁を引きつけ、自分の知らないところでも、 その人にとってプラスとなる動きが起こってくると思います。 日々向き

今年のチャレンジ!

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謹んで新年ご挨拶申し上げます。 旧年中は大変お世話になりました。 本年も宜しくお願いします。 昨年は、前作「ノー・ヴォイス」の上映会と共に アクティブ・ラーニングをキーワードに各地でワークショップを 開催させて頂きました。 小生のテーマは「映画制作」と「教育・学び」の掛け算です。 自身が小さい頃からテレビっ子で大好きだった芸能の世界の活動 そして、 小さい頃からモヤモヤしていて悩んでいた日本の教育のあり方 これらを自身の視点で融合させて、教育と映画業界の橋渡しをしていきたい というのが自身のミッションだと思うのです。 本年は、作品作りにも力を入れていきながら、 並行してワークショップも積極的に開催をしていきながら、 映画のモノづくりが感動や喜びのコンテンツだけでなく そこから生まれる学びの教育的観点でも ポテンシャルを秘めていることを実践的に提唱して参りたいと思います。 今月には昨年末に行いました「アクティブ・ラーニング・フォーラム」での 講演会とワークショップの様子が動画で配信されますので、 「映画制作によるチームビルディング」にご関心のある 教育機関や企業様がおりましたら、 ぜひ小生までご連絡いただきたいと思います。 地元の高円寺・北中商店街からのご来光とiPad Proで書いた書き初めです 本年も新しいこと、高みのチャンレジに恥じることなく 積極的にトライをして参りたいと思いますので、 引き続き、ご指導・ご厚誼賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。