激動の11月/「Fujitsu Design サイネージPV」「京都ラボ」

皆さん、

こんにちは。
底冷えが続いておりますが、お変わりはございませんか。

私の方はまだ11月頭の感覚ですが、もう12月中旬に差し掛かっているのですね。
毎日毎日沢山の感動を 覚えながら活動しております。

最近お仕事させて頂いたFujitsu Designさんのサイネージ映像では、
近未来の空間デザインの在り方を映画的に展示したいとのご依頼で
7分半の映像を作成致しました。

主演を担ってくれた笠原千尋さん
キャンドルジュンさんのキャンドルを使わせて頂きました
空間ができたスペースに彩りを添えるデザインを、がコンセプト


11月末に香港で公開されましたが、
とても好評を頂いたそうで、クライアント様も満足で帰国されました。
大変嬉しい限りです。

そんなお仕事を納品させて頂き、いつものごとく夜行バスに飛び乗り、
仕事の合間を作って、京都で若手才能育成ラボに参加して参りました。
世界各国から集った作家たちが時代劇をテーマにショートフィルムを
制作するプロジェクト。
世界の方々との繋がりができ、また外から見る日本を再確認できた時間でした。

主演の女優さんとは2年ぶりの再会!

みんなMacが標準です。ロケハンでの動画をチェックしてカット割り。
撮影所の方々は制作者のデジタルの波に驚かれておりました。

おいらは録音部を担当させて頂きました。
ご指導頂いた松陰信彦さんには心より感謝。
丁寧に指導下さいました。
世界各国からの仲間たち。沢山の友人が出来ました!
久方ぶりの友人にも会え、大変刺激的な時間でした。
今、私がよく感じるのは日本と海外との繋がりです。
日本には沢山の素晴らしさがあり、それを映像や映画で捉えているものは
沢山ありますが、物を創るアイデアや技術は豊富にあっても、
それを外に伝えていく手法が海外に比べると劣っている気が致します。

言語や島国の特性から諸外国との繋がりが薄い日本ではありますが、
今海外は日本の文化や精神性など、多いに注目をしていると感じます。

日本のコンテンツ業界、特に映画業界に求められていることは、
1)外から見た日本の魅力の再発見
2)海外に向けてコンテンツを伝えていく発進力
を強化していく必要があると感じます。

特に1に関しては、国内の地域の魅力を外から再発見することも大切だと感じております。
コンテンツ業界に圧倒的に少ないと感じるのは評価基準や対比分析だと思います。
また海外にコンテンツを伝えていく術もまだまだパイプが薄い感覚が致します。

現在の日本の映画産業は他国に比べると、決して優位な物とは言えない現状があります。
京都ラボに参加された日本人作家たちも英語が堪能な方ばかりではなかったですが、
それでも参加して京都の魅力や、撮影所の空気、そして海外との繋がりに
積極的に参加された方々と出会えたことは何よりの誇りでした。

頭で考えるのではなく、行動で結果を示し、
積極的に顔と顔とでぶつかり合うコミュニケーションが
これからの日本を支えていく大きな原動力となると信じております。

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