わかれもの(第5回)

皆さん、こんにちは!

花粉や突然の雪やら、いろいろと大変な季節柄。
お変わりありませんか。

おいらは新作の「ノー・ヴォイス」の脚本を制作しております。
今回は、原作から脚本を手がけさせて頂いており、
ひたすら描いては描きまくっている状況です。

今日は、わかれものにご出演頂いたあがた森魚さんのことを
お伝えしたいと思うのですが、
日頃から感じていることを綴りますね。

仕事にプライベートに、とても楽しいワクワクを沢山頂いております。
アメリカからフランス、イタリアやシンガポール、国境を越えて
その時々の気持ちを頂きます。

そんな中でね、いつも感じるのはどんな人も、キラキラしているということです。

おいらたちは、利害があって人との付き合いを考えたりして、
勿論、時には厳しい選択も必要なときもあると思うんだ。
でも。その時に大切にしたいのは、その人の良さを一つでも良いから
捉えてあげること、そして、突き放す時に心構えで突き放してあげること、
そんな風に感じてます。

おいらには、25歳のときに心から感謝している人がいて、
その人は、その当時、おいらが抱えてあげるには大きなステキさを持っていたから、
おいらは抱えきれずに、自分のワガママばかりを与えてしまいました。

ほぼ同い年なのに、その人はすごく大人だったんだろうな。

おいらはおいらで昨年、心底大切に思える人を突き放したりもしました。

その人が心から大好きで、その人からとても大切なものを授かって、
今の自分がいて。

だから、その人の良さと共に、ここは変わったらきっと、
もっとステキになるんだろうなって感じたときに突き放したことがあります。

巡り巡って、いろんな出逢いがあって、
例え、その出来事がきっかけで離ればなれになったとしても、
それは決して悪いことではなくて、
しっかりと相手と、自分を見つめられたら、
必ずプラスな出来事は、お互いに舞い込んでくる。

どんな出来事も、自分の心をプラスにしていく大切なきっかけだって思っております。

さてさて、山形でお会いしたあがた森魚さんに「わかれもの」の
遺失物管理人役をお願いさせて頂きました。

素晴らしいシンガーであり俳優のあがた森魚さん!:)
あがたさんとの出逢いは、山形の映画祭の打ち上げでお会いして、
隣り合わせでお話をさせて頂き、
あがたさんと知ってびっくり!:)

GS時代のスパイダースやタイガースの話で盛り上がったのを覚えてます。
バスで別れ際、あがたさんから連絡先を教えて欲しいと言われてから、
大変可愛がって頂きました。

そんなツナガリから、ご出演頂いたことは、とても光栄です。

今回の「わかれもの」は、小川さんや赤間さんのようなプロスタッフから、
独協やデジハリの現役大学生まで、様々なスタッフが参加し、
尽力してくれました。
どの一人も、その人なりの良さがあって、
その人の頑張れる中で、精一杯頑張ってくれた素晴らしい仲間でした。

おいらの29年間の中で、どんな出来事に比べてもかけがえのない
大切な宝物です。

きっとね、映画にせよ、音楽にせよ、造形にせよ、
伝えたい気持ちは多分一緒だと思っていて、
その時に、誰に触れて、どう思って、そして、それを誰に伝えたくて。
そんなことを大切に出来たら、
きっと苦しいことはすぐに天気のように曇りから晴れ間になって
その晴れ間を見たその人の笑顔から、誰かがまた幸せになっていって。

全部が繋がっているんだ。

相手を知ること、相手を想うこと、そして、相手は自分の鏡であること。

おいらも日々、いろんな失敗をします。
失敗は沢山してもいいの。
その分、自分が成長できたら、その失敗はかけがえのない財産だ!:)

おいらは人が大好きだし、顔と顔を合わせて話がしたいです。

こんだけソーシャルメディアが発達した時代だからこそ、
痛みや悔しさ、苦しさを体と体で共「感」していきましょう:)

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