カークパトリックの研修効果〜ワークショップサミット開催報告・質疑応答編・後編〜

質問2:「ワークショップで食えるの?」


テッチャン:ワークショップだけで食っている人は全国にはそんなにいないと思ってて。
でも、お陰様で(自分は)食っていけるようになって。
ただ、ワークショップは、何かと何かを組み合わせていると思ってます。

商社で食うには、英語ができて始めて仕事になる。

田丸さんなら、小説とワークショップ。
松本さんなら、法律とワークショップ。
(古新なら)、映画とワークショップ。

体験してもらいながら、学んでもらって。
初めて食えるのかなと。

おいら:僕らにとってはきっかけに近いんです。
好きな映画は見たいけど、関心ない映画は見ない。
でも、好きな人の映画なら観てみたい。

田丸さん:結局、僕のワークショップは本の売れる率が桁外れです。
手に持ってもらえる機会が増えるというのは嬉しいです。
作り手としてワークショップはとても有効です。
作り手でワークショップをやっている人はほとんどいないです。

おいら:松本さんも行政書士だから、遺産相続とか実務に基づいた相談がありますよね。

松本さん:お互いのことを知る機会になるのがワークショップの特長ですよね。

田丸さん:受講料ですよね。
開催にあたり、スペースはどうするの? とか。
料金の兼ね合いとか。
後、どれだけコネとか伝があるか?
コンテンツがあるかどうか?

アウトプット=成果物を持って持って帰ってもらえるかどうか。
それが参加料を取れるかどうかだと思うんです。


質問3:「ワークショップ実施後の効果の測り方とか?」


カークパトリックの研修の効果という4段階というのがあって。



1が反応、2が学習、3が行動、4が結果。

1っていうのは、アンケート。
2が学習。参加者の方が覚えているかどうか。
3が行動。やる前に変わったかどうか。

1とか2ってテストとかで結果を可視化できるのですが、
3や4はフィールドワークとかをしながらでないと見えづらい。

松本さん:そういう意味では、何回か開催して効果を測るというのはいいかもしれませんえ。

田丸さん:松本さんは日頃どうやって効果を測ってますか:

松本さん:私は親子自転車っていうワークショップをやっていて、
それに参加するたびにシールが増えていって、知識も増えて、事故も減っていますと
言われると嬉しくて。

田丸さん:僕なんかは小説のワークショップをやって、追跡したりとか。
文学賞に応募してくれたと言ってくれたり。

おいら:思うことは、こちらの思ったこととは違う効果があるんだと思います。
先生のワークショップを受けたから、こういう風に思い切って行動してみることにして
みましたとか。
受講者の方なりに、私はこういう風に取り入れましたという風に置換してもらえることが嬉しいです。

テッチャン:人それぞれ気づきが違うわけですよね。

おいら:ワークショップを開催する方が、自信を持つこと。
ファシリテーターは経験が増えていくと、知った顔ぶりになると思うのですが、
自分も何かを吸収したいという姿勢、一緒に何かを作りましょうという
場づくりが大切なんだと思っています。

企業の打ち合わせなんかもそう思ってます。

田丸さん:今、おっしゃったことは大切ですよね。
「自分のこと」というキーワードを思っているのですが、
毎回毎回ワークショップをやっていて、僕にとっては僕得なんですよ。

いろいろなアイデアを頂くことができる。

考え悩んでいる人がいたら、即興をするんですよね。

あ、なるほど。こういうアイデアなんですね、と。

その瞬間にアイデアを広げるトレーニングをしている訳なんですよ。

だから、古新さんが仰った通り、講師は傲慢ではいけない、なりようがないんですよね。

For Meがみなさんのためにも糧になっている。

自分のためでもあり、だからと言って驕らずに、みなさんと一緒に成長していくという
考え方を持っています。

    質問4:「具体的にどうやって依頼を受けるの?」


松本さん:自分の場合は、どういうことを解決できる人なんだよと伝えて、
その関係で茨城に呼ばれたり、学校で呼ばれたり。
SNSで発信することがいいです。

田丸さん:HPにお問い合わせフォームを作っておくことが大事だと思っております。

     質問5:「開催するにあたって大切なことは?」

テッチャン:最初僕がやったワークショップは幼稚園からの友人二人でした(笑)
普段しないような真面目な話をしたら盛り上がって、そこから輪が広がって。
まずやってみて、フィードバックをしてみて。

さっき田丸さんが仰った通り、僕自身にも答えが明確にはなくて、
僕も学びがある場を作りたいと思っています。

おいら:目先のことだったら、ロボットとかyoutubeでいい訳で、
なぜリアルな場所に来ているかというと、
その場所でしかできないことを対面しながら、
いろんな価値観の人とぶつかり合うことは人間でしかできなくて。

今、日本の統計上の自死者の数は3万人と言われています。
新型うつも流行っています。
社会問題がいろいろとあり、課題を解決していく上で何が大切かという中に
ワークショップを開催する気持ちがあります。

経済効果を求めていくには、文化や精神が大切だと思っています。
見えないもの、愛や感謝を伝えていきたい。

人を大切にしなさいと言われてもできるものではないけど
少しずつトレーニングをしてもらいたい。


私も講師として何百回繰り返したから、人と向き合えるようになって。

アクティブラーニングもそうで、先生というのは完璧ではないし、
逆に偉いという立場でもない。
先生という立場の人ほど、修業をして、トレーニングをしなければならないと思ってます。

ワークショップを開催することは自分を成長させる大きなチャンスだと思っています。

田丸さんいいですね!!

という白熱した対談で時間が終了となりました。

みなさんから多数の貴重なアンケートを頂きました。
ぜひ、第2回目を開催したいと思っております。



ご参加誠にありがとうございました!

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