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下北沢成徳高等学校「シネマ・アクティブ・ラーニング」

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年度末、年度始め、様々なイベントや打ち合わせが目白押しで すっかりブログの間が空いてしまいましたが、 みなさん、如何お過ごしでしょうか。 本年は、映画「あまのがわ」の制作準備と共に、 「シネマ・アクティブ・ラーニング」も拡大して、 各地にて展開をさせていただいております。 年間を通じて、学校の授業の中に「映画」を取り入れていただいた学校に 下北沢成徳高等学校がございます。 春高バレーで有名な本校ですが、 「プラス・ワン・プロジェクト」と言って、通常の授業とは違った角度から 社会に向けての視点を養い、仕事のあり方を高校生ながら感じようという 取り組みになります。 小生以外にも、「起業」や「ビジネスマナー」、「調理」など10講座あり、 その中に「映画」の講座を取り入れていただきました。 昨年の成果発表の様子を扉のページに掲載致しました。 今年は7名の学生さんが選択制で受講していただき、 年間で全31回の講義を開催致します。 100分×31回もの量ですので、伝えたいことをしっかりとセクションに分けて 構成するようにいたしました。 小生は、 「知識とは感情と志の上に役立つ」 という考えを持っております。 カントの「知情意」の考えた方に由来します。 知識とは、机の上で勉強していてもそれは生きた知識とは言えません。 社会に出て、外に出て、他者とふれあい、価値観の違いを認め合いながら、 成長していく上で、知識は初めて役立つのだと思います。 得てして、今までの学校空間というのは、閉鎖的かつ、 社会の情報がなかなか届かない空間だったと思います。 それがダイバシティが浸透し、ICTの発達から、 急に社会との接点が求められている中で、 いかに学校が柔軟に社会との関係性を取り入れ、 子供たちの持っている才能を引き出しながら、 社会で活躍できる人材へと送り出してあげられるかが大切だと思っております。 その手法の一つとして、小生は映画制作を用いながら、 社会のことを学び、フィールドに出て他者と協働をしながら、 学校で学ぶ知識を如何にして人生に生かしていくかを触れてもらうコンセプトを 立てております。 第一回目は、「他己紹介と自己紹介」から仲間のことを探るワークを体感的に行いました。