「ゆるすということ」

皆さん、震災後大分落ち着かれましたか。
被災地はまだまだ大変な状況、とても心配です。

数日前に、実家より釜石の祖母が無傷で無事とのことを聞き、
胸を撫で下ろしております。

震災の影響で世の中は、まだまだ不安定な状況、
打ち合わせや案件がバラしになっていると聞きます。
そんな中、おいらの仲間達はとても積極的。
やれることをやる! というスタンスで自分の持っていることから
義援活動や、仕事をこなしております。

おいらも今回感じているのは、別に大きなことをやらなくても良いから、
小さなできることを日々継続的にやっていく、
ということが大切だと感じております。

大切なのは、積み重ねていくということ。

さて、震災の関係で、おいらの家の棚から倒れてきた本に
「ゆるすということ」という本がありました。
昔のシェアメイトの誰かが置き忘れていったものだと思うのですが、
とても気になって手に取って読んでみると、
いつもおいらが感じていることがそこには書かれていました。

いろんな出来事の中で、悔しいこと、悲しいこと、辛いことがあり、
今回の震災もまた、とても苦しいことと思います。

おいらも、多々驚くようなことを体験してきました。
親にも、少なからず、負の感情を頂いていたことと思います。

でも、結局、負の感情は巡り巡って負の自分に繋がってしまうから、
どのような出来事も受け入れるようにしています。
まずは相手の話を聞いて、そして、例え相手に非があると感じても、
それすらも許せたのなら、きっと、自分が一歩大きく成長できるんだろうって
そう感じてます。

許すという行為は、自分の心の成長でもあると思うんです。

どんなに卑劣なことをされたとしても、
相手がすぐに変わることはなかなかありません。

ならば、自分から気持ちを変えていくことは
今自分自身にやれることなんだと思っています。

仕事も、恋愛も、人生も、誰かと向き合うところから始まります。
どんな人も、一人の人間であることに変わりはなく、
少なからず悩んでいると思うんです。
そんな時、相手を受け入れて許してあげられたら、
それは双方にとってプラスな掛け算だと思います。

天災や事故なども、多分そのような気が致します。

例え何かがあっても、人は立ち上がり、進んでいくことができます。
その時に気付くのは、
自分はゆるした仲間の心で支えられているということなんだと思います。

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