5月のこもれび

緑の風。

そっとそよふくその歩みが緑道を駆け抜けて、
左と右の足が代わりばんこに仲良しになれる感覚で
佇む上水の淵には木漏れ日はまぶしいほど微笑んで
今の生活と、過去という人生と、未来という願いを
繋げてくれる。握手するみたい。
語りかけているのは、今はまだいない小さな。

吊り橋のように揺れ動く心にはどこにも確信なんてなくって
不安定で時々さ、真っ白な宇宙に落っこちそうになるんだけど
でも、君が生きていることは、決して消えない現実

対岸にいる桃色の笑顔に出会うことも大切だけど、
そこに奇麗な虹がかかることを楽しむこと
だから、
僕は時々止まったり、シャガンでみたいと思うんだ
シャボン玉が生まれるような高さで。

空が通じるこの世界には
誰かと誰かが繋がる匂いが漂っていて
そんな幸せな雲の光は
原色から生まれる無数の音楽があって
音符の放つ飛行機雲に、心の弦は足下で8の字の幸せを描いている

緑の風、その歩を想いながら。

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