2016年7月31日日曜日

Splash Point〜社会は平面波から球面波の世界に〜

あっという間に七月が終わりですね。
お陰様で各地に伺わせていただき、業種問わず、
様々な方とお会いさせていただいております。

それぞれのお打ち合わせで思うことは、
皆さんのお仕事が社会にどのように寄与していくのか、
単発ではなく、持続的にそのお仕事がどう展開していくのか、
その発想を大切にしている方とのお打ち合わせが
増えてきたと思っております。

例えば、単純に
「今回映像を作って欲しい」「特別講義・講演をして欲しい」
というだけではなく、
「その映像を作ることで、どのように効果が展開されていくか」
「講義や講演をすることで、それが学校や学生さんの今後にどのような成長に繋がるか」

と言った内容です。
大切なことは、そのお仕事に対して関係者が主体性を持って取り組んでいき、
さらにその主体性の輪を広げていこうという発想がある方と
昨今連携を取っているなと思うのです。



物理だとホイヘンスの原理というのですが、
球面波の波面にそれぞれ波源があって、
また小さい球面波を生み出しいていき、大きな円になるという原理なのですが、
まさに仕事の進め方もマーケットの考え方も
このホイヘンスの原理だなと思うわけです!



平面波も球面波になることができます。
隙間を絞ることで、球面波の波源になりうるのです。

物事の進め方も、この発想を活用できるだと思っております。

・広がり過ぎていたワードをドンドン絞る
・広がり過ぎていた関係者をコアなメンバーに絞る
・今まで見ていなかった視点をあえて向けてみる

意外と身近な箇所にこの点(「Splash Point」と名付けましょうか)は
存在すると思っております。
この議論は、また引き続き掘り下げてみたいと思いますが、
皆さんも身近なSplash Pointを見つけてみませんか。






2016年7月7日木曜日

都内の高等学校でキャリア教育講座にて「起業×シネマ・アクティブ・ラーニング」

本日は高等学校の「起業ーアントレプレナーー」という講座で
「シネマ・アクティブ・ラーニング」を開催!
高校生のフレッシュな感性を引き伸ばせるよう、
かなり工夫をしながら構成しました。
教頭先生も参加していただきましたが、何より積極的だったのが、
教頭先生! さすがです。

アンケートの満足度も大変高かったのですが、
都内のいくつかの高校でやっていて気づくことは、
地方の高校よりも対話する姿勢が圧倒的に消極的ということです。
自分から語る・わからないことを相手と議論する・質問を投げかける
ということができない学生が多いのです。

自分がこの活動でやるべきことは、
そういったモチベーションや、議論をすることの楽しさを
如何に伝えていくかだと思いました。
アクティブ・ラーニングは学習効率が上がりますよ、
という表層的な目標ではなく、
他者と協働・共創していくことの楽しさ、難しさ
それを乗り越えて達成することの素晴らしさを
伝えていくことが大切なんだろうなと思っております。











2016年7月4日月曜日

映画「ハッピーフライト」に見るコミュニケーション術

本日、打ち合わせに出かけている車中で、
こんな記事を見かけました。

「優秀なのに出世しない人」の不幸グセ4選

『はじめての自分で治すこころの教科書』を書かれた
神田 裕子さんの記事ですが、優秀な人に見られる不幸癖パターンには
 ①完璧主義 ②依存性 ③対人過敏 ④自己否定
があるとのこと。
各項目は、リンク先をご参照頂きたいと思いますが、
小生もよくこのことを考えます。

学歴がよくて、一般に頭がいい、優秀と言われる人の中に多いのが
これら1〜4の傾向。
他人とズレていることに気づかず、上から物事を言ったり、相手を傷つけたり。
そして、そのことに気づいていない井の中の蛙状態であったり。

20世紀まではそれがある程度、通用したのでしょうけど、
21世紀は情報編集型社会。
相手と向き合って、如何に良好な関係性を構築できるか。

相手の気持ちに寄り添える姿勢が、とても必要なんだと思います。

先日、NETFLIXで公開中の「火花」の古賀統括プロデューサーと
お夕飯をご一緒させていただいた際に、
NETFLIXに一ヶ月トライアルで加入したため、
たまたま表示されていた「ハッピーフライト」を深夜拝見致しました。


おいらが一番最初に作った「サクラ、アンブレラ」にグランプリを授けてくださった
桝井省二プロデューサーの作品です。
この映画の矢口監督は、ユーモアに富んだ作品的が、お得意ですよね。
個人的には、ウォーターボーイズやスウィングガールズの方が
断然好きですが、
大変面白く拝見させていただきました。

新米パイロットと新米キャビンアテンダント(CA)の奮闘劇で、
ある種の群像劇的な演出の構成になっていて、
空港を軸に様々な職種の人たちが繋がりながら、
トラブルを乗り越えていくというストーリーです。

新米CAを演じる綾瀬はるかさんのおてんばぶりが好演技を博しております。

この中で、チーフCAの寺島しのぶさんが、部下のCAたちの失敗に対して、
大人な態度で乗客に接するわけなんですが、
まあ、その姿勢がとてもステキな訳です。

その中で、一つだけエピソードをご紹介させて頂きますと、

お客用の機内食で牛と魚の二つを用意されていて、牛を配り過ぎて無くなっってしまった時、
チーフCAの寺島さんがこんな風に言うんです(正確ではないです)。
「香草で美味しく焼きあがったこだわりの魚とビーフ、どちらがよろしいですか」
って。
本音を前面に出さずに、かつお客の気分も悪くさせずに、双方が得をする。

他にもファーストクラスのデザートやら、
他の部下のCAがお客を激怒させた時にお客をなだめた名ゼリフなど、
この作品は寺島さんのセリフがとても光る作品でした。

ここで学ぶべきことは、前述にあった4つの真逆の発想です。



先ほどの神田 裕子さんの4項目からこう考えてみました。
こう考えると、日本の詰め込み型の教育では足りない素養がたくさんあることに気づきます。

如何に、物事を許容しながら、取り組んでいき、
自分からいろいろな視点や選択肢がないかを考える姿勢で臨み、
向き合っている人の目線に合わせ、立ち位置を感じながら、
これで良いんだという自尊心や達成感を生み出していく
ことが大切なんだということだと思います。

そう考えると、実は自分のことを振り返りながら、
当社の紹介をさせて頂いたプレゼンに自然とつながっていくなと思ったのです。


社会に出ると、多種多様な人に囲まれ、
グローバル化が進む中で、価値観の多様性は急速に拡大をしております。

社会の急速な変化の中に求められることは、
自分自身も変わることを恐れずに、そこから自分らしさを確立させていくという
相反する二つのことを相互で織り交ぜながら模索していく在り方なんだと思います。

そう、それはあたかも方位磁針を掲げて歩き続ける旅人のようなものなのかもしれません。



「コンパス理論」みたいな考えが構築できるかもしれませんね!