2014年8月25日月曜日

俳優向け映像演技レッスンを終えて

今晩は、時間を作れたので立て続けの投稿です。
実は、6月から全12回、俳優向けに映像演技のレッスンをして欲しいと頼まれて、
毎週金曜日の午前、午後2チームに分けてレッスンをしておりました。

2時間半×2回を12回の長時間にわたるレッスンでしたが、毎回大変白熱致しました!
1クールを12回連続で指導することは初めてだったので、
私にとってもチャレンジとなるお仕事でした。

いつもは一般の方、学生の方に向けて、映画の理論や演技のことを伝えて
コミュニケーション力の醸成を図るワークは度々行っておりましたが、
ある程度芝居の経験がある方に向けての連続したレッスンとのことで、
それぞれの回にテーマを設けて、
0から芝居を練習するような形態をプログラムしました。

大切にしたことは、芝居をすることではなく、「人間とは何ぞや?」をテーマに
個人が考え、相手を見つめ、チームとしてまとめあげていくレッスンの内容にしました。

台本を用いたのは、本当に最後の方だけで、
前半は台本なしで相手との間やチームでの空気感を生み出すための
シンプルなワークを徹底的に行い、
そのことで、漠然と行っていた芝居の表現を
理論的に組み立ててもらいながら、感覚的なことを重複して行わせることで、
左脳と右脳の両方の側面から、表現力を習得してもらいました。

初めはどうなることかと思っていたワークも、
最初から連続して受けている方には、目に見えて大きな成長があり、
それが最終課題の成果物として上がってきた時には、
今回の仕事の達成感を得ることができたのでした。

最終回は、「洗濯機は僕らを回す」の重要シーンを演じていただきました
沢山の短編映画を観てもらいました。また最終課題は映像で振り返りを行いました
受講生の俳優さんの積極的な姿勢、熱意が週を重ねるごとに感じられ、
最後は皆さんが打ち上げでは多いに盛り上がり〆を迎えることができました。
皆さんの笑顔にレッスンの達成感を感じました
かけがえのない教え子ができ、これから一クリエイターとしてさらに精進していきたいと
思うことができた三ヶ月でした!
これからの皆さんのご活躍を心よりお祈りしております!

2014年8月24日日曜日

第2回世界動物映画祭@韓国

皆さん、こんばんは。
ブログを書こう書こうと思いつつもやることが沢山ございまして、
いつの間にか一ヶ月間が空いてしまいました。

今、おいらは韓国の順天(スンチョン)という所におります。
第2回世界動物映画祭に拙作「ノー・ヴォイス」が上映されることになったのです。

このお話を頂いたのは一ヶ月前のこと、
プログラムディレクターの女性から突然のメールを頂きました。
その一週間後に高円寺でお会いして、ほとんど決まっているいくつかの最後の枠で
本作の検討をしたいとのことで、SCREENER(閲覧用のDVD)を渡して、
後日、正式に上映が決まりましたとご連絡を頂きました。

そこからいろんな予定を調整して、韓国に来ることができました。

こちらに到着するや否や、日本の映画人と交流会でした。
学生時代、「ジョゼと虎」が大好きで、とても憧れである犬童一心監督や
「犬と猫と人間と」の飯田監督初め、様々な日本の方とお話することができました。

釜山で真っ先に夕飯で食ったのはソルロンタン! 本場の味はひと味違います。
岩井監督ととても親しい映画人に誘われてやってきた個室に犬童監督と飯田監督が!
順天に到着するやいなや、思いがけない面々にビックリ!
ノー・ヴォイスは2回上映! 急遽決まったので、大急ぎで上映素材の準備をしておりました。

順天という場所は、初めて聞く場所で、韓国自体も初めてでしたが、
日本をこよなく愛している人、日本との家族の関係を持っている人など、
訪韓前に知り合いに心配された反日体制は私の周りでは全く見受けられませんでした。

何より、私をアテンドしてくださっている学生さんが、
日本をこよなく愛してくれており、
ひらがなや日本の観光地のことを嬉しそうに話をしてくれる姿を観たときに
実際に足を訪れて感じてみないと分からないことが沢山あることを
いつものことではありますが、改めて感じることになりました。

映画祭ならではfilmmaker同士の交流が深まります。
この映画祭は、犬や猫のみならず家畜動物や殺されている鳥や野生動物など
幅広い視点から動物にまつわる作品を多数取り上げております。

とても素晴らしいテーマであり、おいらも昨今から考えております
人間は人間だけでは生きていけないことの考えを
世界のクリエイターが同じように考え、課題に向き合い、映像で視覚化させている姿勢に
とても勇気づけられました。

韓国、カナダ、台湾など様々な仲間とのご縁が生まれました。
映画祭関係者様のご尽力に感謝すると共に、
ノー・ヴォイスに携わってくれた全ての方々にも心より感謝致します。

動物を愛する想いは万国共通であり、日本が抱えている問題は
近隣諸国でも大変近しい課題となって抱えていることを感じている毎日です。